お客様から「メールがおかしい!」とご連絡を受けました。

くわしく伺うと、削除所済みフォルダ(ゴミ箱)のメールを消そうとすると、削除済みのメールが受信トレイに復活してしまうとのこと。
通常ではありえないことです。

このお客様は私が推奨して Google Workspace をお使いで、自社のメールアドレスも Gmail で運用するように私が設定しました。
その時にOutlookをお使いなのを確認していましたので、真っ先に Windows Update を疑いました。
発生したタイミングも更新プログラムの月例リリース日である第二火曜日の翌日の数日後ということで、更に疑いを深くしました。

調べると、出るわ出るわ KB5074109 という更新プログラムの不具合!
やはり、2026年1月の定例でリリースされた更新プログラムでした。

私が次に伺うまでに数日ありますので、まずはお客様に KB5074109 をアンインストールしていただくようにお願いしました。
言葉だけでは難しいと思ったので、お客様がお使いの Lavieのサイトのリンクもお送りしました。

この更新プログラムの不具合はもともとは OneDrive との同期に問題を発生させるようで、その影響は Outlook だけにとどまらず、他のソフトでも発生しているようです。

そもそも Windows 11 をセットアップする際にデフォルトで [ドキュメント] を OneDrive の下に置くのも、Outlook のデータ保存ファイルであるPSTファイルをデフォルトで [ドキュメント] の下に置くのも Microsoft です。

ネットで見ると「OneDriveなんか使うのが悪い」とか、「PSTファイルをドキュメントの下に置くのが悪い」などの記事が多くありますが、ユーザーが普通に(すべてデフォルトで)インストールして、そこに不具合がでるのであればそれは Microsoft の責任です。
Windows 11 も Outlook も OneDrive もすべてMicrosoft の製品なのですから。

また、ハード起因や他社製ソフトとの相性で発生する不具合ならともかく、自社製品との動作確認も行っていないとはどういうことなのでしょうか?
Microsoftには猛省を期待します。

こういうことをするから OneDrive はどんどん嫌われ者になって行くのですね。

(正直、私もOneDriveには何度も迷惑をこうむっているので、どんどん嫌いになっていますが。。。)


【追記】不具合を修正する更新プログラムを緊急リリース

Microsoftは、2026年1月24日PM14:00付け(太平洋標準時。日本時間で2026年1月25日AM07:00)で、この不具合を修正する更新プログラムを緊急リリースしました。
KB5078127 (日本時間2026年1月25日 緊急リリース)
Windows UpdateおよびMicrosoft Updateカタログで利用可

<インストール方法>
2025年1月14日の更新プログラム以降をインストール済みのWindows11 25H2、Windows11 24H2、Windows11 23H2環境は、Windows Updateの『利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する』トグルがオンになっていると、自動的に上記の修正更新プログラムが自動的にインストールされます。

トグルがオフの場合でも表示はされますので、[ダウンロードとインストール] をクリックすればインストールできます。
表示されていない場合は Windows Updateの [更新プログラムのチェック] ボタンを押せば表示されますので、[ダウンロードとインストール] をクリックしてインストールしてください。

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高橋啓康
高橋啓康
デジタルサービスdot 代表

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